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母指(親指)付け根の捻挫に有効なテーピング方法

球技などでよく受傷する、親指の付け根の捻挫に有効なテーピングの方法をご紹介します。

指の関節はぐらぐらしないように、靭帯や関節包によってしっかりと支えられています。
ボールがあたったり、手をついたりした際に 無理な方向へ関節がひっぱられ、この靭帯や関節包に傷がついてしまった状態が捻挫です。
捻挫のよる靭帯の損傷程度はいろいろです。ほとんど靭帯には傷がついていないようなもの、一部に断裂を生じたもの、完全に断裂してしまっているものに分かれます。
完全に断裂している場合や骨折を伴っている場合には手術が必要になる場合もありますので、腫れや痛みが強い場合には整形外科を受診してください。
基本的には痛みを感じる方向に動かないように固定します。
今回は親指を広げていたい場合と伸ばして痛い場合の2種類のテーピング方法をご紹介します。自分の状態にあったやりかたを選択してください。

①指を伸ばすと痛い場合 【使用するテープの種類】
●非伸縮テープ(幅12mm)
サポートテープ✖ 3、長さ:親指の中間から手首まで
●キネシオロジーテープ(幅 50mm)
・カバーテープ✖ 1、長さ(30cm程度、親指の付け根から手首一周分)、片側3cm程度切れ込みを入れる。
■1本目(サポートテープ)
手のひらを広げて親指を伸ばし、痛みを感じない方に少し戻します。その状態で非伸縮テープを親指の中間から保護する関節の上を通して手首まで真っすぐ貼ります。
■2本目(サポートテープ)
1本目のテープを中心に、2本目のサポートテープは親指の中間から痛みを感じる関節の上をクロスさせ、手首まで真っすぐ貼ります。
■3本目(サポートテープ)
2本目のテープの反対側から同じように手首まで真っすぐ貼ります。
■4本目(カバーテープ)
キネシオロジーテープの先端に 3cm ほど切れ目を入れ、親指の中間部に巻き込むように貼り、3本のテープを覆うように手首の方へ少し引っ張りながら真っすぐ貼ります。
■完成
手首にかかったら、引っ張らずに手首を一周させて、テープをカットし、止めて完成です。

②指を広げると痛い場合
【使用するテープの種類】

●非伸縮テープ(幅12mm)
サポートテープ✖ 3、長さ:親指の中間から手首まで
●キネシオロジーテープ(幅 50mm)
・カバーテープ✖ 1、長さ(30cm程度、親指の付け根から手首一周分)、片側3cm程度切れ込みを入れる。
■1本目(サポートテープ)
手のひらを広げて、親指を痛みを感じない方に少し戻します。その状態で非伸縮テープを親指の掌側から痛みを感じる関節の少し上を通して手の甲、手首まで真っすぐ貼ります。
■2本目(サポートテープ)
1本目のテープを中心に、2本目のサポートテープは親指の掌側から痛みを感じる関節の少し上でクロスさせ、手首まで真っすぐ貼ります。
■3本目(サポートテープ)
2本目のテープの反対側から同じようにクロスさせ手首まで真っすぐ貼ります。
■4本目(カバーテープ)
キネシオロジーテープの先端に 3cm ほど切れ目を入れ、切れ目が手の甲側にくるように貼り付けます。
親指の中間部に巻き込むように貼り、3本のテープを覆うように手首の方へ少し引っ張りながら真っすぐ貼ります。
■完成
手首にかかったら、引っ張らずに手首を一周させて、テープをカットし、止めて完成です。

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