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腰が痛い 腰が痛いのイラスト

腰が痛いの漫画
目次
腰の痛みをきたす疾患
腰の痛みの原因
腰部脊柱管狭窄症について
腰椎椎間板ヘルニアについて
原因の見分け方
腰痛の治療方法
お気軽にご相談ください。
原因となる疾患
診療にかかる費用についての目安

初診でレントゲン撮影4方向+処方箋 

1割負担:約800円 2割負担:約1600円 3割負担:約2400円

初診でレントゲン撮影4枚+処方箋+MRI撮影のための紹介状作成 

1割負担:約1050円 2割負担:約2100円 3割負担:約3150円

※ いずれも目安です。処方内容などによって変化します。2021年3月時点での計算となります。

腰の痛みをきたす疾患

腰の痛みをきたす疾患には様々なものが存在します。

変形性腰椎症
腰椎圧迫骨折
腰椎椎間板ヘルニア
腰部脊柱管狭窄症
筋筋膜性腰痛症
腰椎椎間関節障害
腰椎すべり症
腰椎分離症

などがあります。

腰の痛みの原因

筋肉や靭帯の痛み
腰を支えている筋肉や靭帯が損傷を受けたり、炎症を起こしたりすると痛みを生じます。

椎間関節(ついかんかんせつ)の痛み
腰の骨と骨をつないでいる、関節の部分で変形や炎症が起こると痛みを生じます。

椎間板(ついかんばん)の痛み
骨と骨の間のクッションの役目をする軟骨が椎間板ですが、この椎間板が損傷をうけると痛みの原因となります。

神経の痛み
傷んだ椎間板や変形した骨が神経を刺激するとおしりの部分や脚にしびれや痛みを感じるようになります。

骨の痛み
骨がもろくなり骨折したり(圧迫骨折といいます)、骨が変形することで痛みの原因となります。

その他
ストレスや内臓疾患などでも腰が痛くなることがあります。

腰部脊柱管狭窄症について

□安静にしているとあまり痛みはない
□背筋を伸ばして立ったり、歩いたりすると脚がしびれる
□自転車やカートを押しているときは症状がでない
□しばらく歩くと脚のしびれがでるが、腰をおろすと楽になりまた歩けるようになる

このような症状がある場合、腰部脊柱管狭窄症が原因かもしれません。
腰部脊柱管狭窄症について詳しくはこちらをご覧ください

腰椎椎間板ヘルニアについて

以下のような症状がある場合腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります
☐腰や臀部(おしり)に強い痛みがある
☐脚にしびれや痛みが走る
☐足に力が入りにくい、尿がでにくいなどの麻痺症状がある
☐脚を触った感じがよくわからない
☐腰を曲げると強い痛みが走る
☐重いものを持つと腰の痛みが強くなったり脚にしびれが走ったりする
 
腰椎椎間板ヘルニアについてについて詳しくはこちらをご覧ください

原因の見分け方

【動作とその原因部位】
身体を前に倒すと痛みが出る場合は
主に椎間板など腰の前の方にある構造物が原因であることが多いです。
身体を後ろにそらせると痛みが出る場合は
主に筋肉や椎間関節など腰の後ろの方にある構造物が原因であることが多いです。

具体的には…

【筋肉や靱帯による痛み】
 
腰に力を入れたりひねったりすることで痛みが出ます

【椎間関節による痛み】
 
腰をそらすと痛みが走ります。

【椎間板による痛み】
 
腰を前に曲げたり、姿勢を戻したりするときに痛みが出ます。

【神経の刺激による痛み】
 
腰の痛みだけでなく、脚のほうへ痛みやしびれが走ります。

【骨折などによる骨の痛み】
 
起きている状態では大丈夫だが寝起きのときに強烈な痛みを感じます。

【原因が分からないもの】
 
疼痛の原因が判別できず、慢性的な痛み刺激による場合や、心因性の原因によるものなどがあります。

腰痛の治療方法

薬による治療
症状が軽いときには炎症をとる湿布を処方します。
痛みが強い場合は痛みや炎症を抑えるための消炎鎮痛剤や、筋肉の緊張を抑える内服薬を処方して痛みを軽減します。
神経の刺激によってしびれを生じている場合にはしびれを軽減させる内服薬を処方します。
痛みが慢性的に続いている場合は慢性疼痛を緩和するような内服薬を使用します。

注射による治療
痛みが非常に強く動くのが困難な場合や、とにかく早く痛みをとりたい場合には
超音波で場所を確認しながら痛みの原因部位に注射をします。

【薬による治療】
症状が軽いときには炎症をとる湿布を処方します。
痛みが強い場合は痛みや炎症を抑えるための消炎鎮痛剤や、筋肉の緊張を抑える内服薬を処方して痛みを軽減します。
神経の刺激によってしびれを生じている場合にはしびれを軽減させる内服薬を処方します。
痛みが慢性的に続いている場合は慢性疼痛を緩和するような内服薬を使用します。

【注射による治療】
痛みが非常に強く動くのが困難な場合や、とにかく早く痛みをとりたい場合には
超音波で場所を確認しながら痛みの原因部位に注射をします。

具体的には…

椎間関節が痛みの原因の場合には
 椎間関節ブロック(背骨つなぎ目、関節に注射をする方法です)、
椎間板が原因となっている場合や神経の刺激症状が強い場合には
 仙骨硬膜外ブロック(神経の周囲にお薬を注射する方法です)
筋肉や筋膜が原因となっている場合には
 ハイドロリリース(筋膜の表面にお薬を注射します)を施行し、迅速に痛みを軽減します。

【局所安静】
関節や骨など動く痛みが強い場合にはコルセットなどで固定します

【リハビリによる治療】
物理療法(器械を使用して行うリハビリです):くわしくはこちら院内リハビリ施設をご覧ください
①牽引療法:腰を牽引して筋肉の緊張を軽減したり、関節の痛みを軽減したりします
②干渉波治療:電気刺激によるマッサージ効果を期待するものです
③温熱治療:ホットパックなどで温めることにより血流をよくして痛みを緩和します
④ウォーターベッド:水流を利用したマッサージ効果で痛みを緩和します。

理学療法(療法士によって行われるリハビリです):くわしくはこちらリハビリテーションの種類と内容についてをご覧ください
理学療法士、作業療法士が硬くなっている筋肉をほぐしたり、硬くなる原因を取り除いたりすることで痛みを軽減します。
また、自宅で行う ストレッチや 筋トレなどのリハビリの仕方を指導します。

【手術による治療】
上記のような治療でどうしても痛みが取れない場合には手術をお勧めする場合があります。

手術を強くお勧めする場合は…

①激しい痛みにより、日常生活動作が著しく制限される状態が続く場合
②神経麻痺(脚に力がはいりにくい、とか 排尿困難などの暴行直腸障害が出現した場合
③社会的な理由によりどうしても早く痛みをとる必要がある場合

などです。手術の必要性とメリット、デメリットなどを十分考慮して受ける必要があります。

お気軽にご相談ください。

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【当院のご予約、受診方法について】をご覧ください

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原因となる疾患

原因となる疾患には次のようなものがあります。

痛みの特徴
飛び出した椎間板が神経を圧迫すると腰に激痛を生じたり、臀部から下肢にかけてしびれや痛みを感じたりします。
痛みの特徴
長年にわたる脊柱への負担により、椎間板がいたんでとびだしてくる(ヘルニア)、骨と骨をささえている靭帯が分厚くなるなどの変化がおこり、脊柱管が狭くなる状態が脊柱管狭窄です。
痛みの特徴
慢性疼痛とは?痛みが長期間にわたり続く場合、それは「慢性疼痛」かもしれません。

©医療法人幸鷺会

文責・監修森 敦幸

(整形外科専門医・日本スポーツ協会公認ドクター)

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