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頚部筋挫傷について 頚部筋挫傷についてのイラスト

首をささえている筋肉


首を支えている筋肉には次のようなものがあります。
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん):胸骨、鎖骨と、頭の骨(側頭骨の乳様突起:耳のうらあたりの骨のでっぱっているところ)をつなぐ筋肉です。
僧帽筋 (そうぼうきん):頚椎から胸骨、肩甲骨、鎖骨につながる首から背中にかけての広い筋肉です。
傍脊柱筋(ぼうせきちゅうきん):頭板状筋、頸板状筋、頭半棘筋、頸半棘筋、多裂筋などからなる頚椎を横で支えている筋肉です。

振り向いたり、転んで頭を打ったり、寝ているときの姿勢がわるかったり、車の事故などでの衝撃など、筋肉が損傷をうけて痛みが生じます。

治療法について

治療法としては損傷をうけてからの期間により大きく変化します。
 
急性期
損傷をうけて数日から数週間の間は炎症が痛みの主因となります。
この期間にはあまり首に負担がかかるような動作を避け、積極的に痛みや炎症をとるような治療が中心となります。
抗炎症作用のある痛み止めの内服、外用剤を積極的に使用して痛みの軽減をはかります。
痛み止めについてくわしくはこちらをご覧ください。
 
慢性期
痛みが長引いて筋肉の柔軟性がなくなり、首周辺のコリや張り、痛みがを感じます。
筋肉をある程度動かしたり、ストレッチをしたりして硬くなった筋肉の柔軟性を回復する必要があります。
リハビリでの治療が中心となります
器械を使用したリハビリ:物理療法についてくわしくはこちらをご覧ください。
運動器リハビリテーション:当院では、器械を使用したリハビリで痛みが軽減しない場合や、筋肉の緊張が強くなかなか痛みがとれないと判断した場合に理学療法士よる運動器リハビリテーションを処方します。
実際に硬くなった筋肉をストレッチしたり、有効なセルフケアの方法を指導したりします。
運動器リハビリテーションについてくわしくはこちらをご覧ください。

装具療法


装具療法
痛みが非常に強く、首を動かすのが困難な場合には頚部を固定する装具を使用します。
ソフトカラーというスポンジのような比較的軽い固定とフィラデルフィアカラーのようにしっかりと固定をする装具があります。

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©医療法人幸鷺会

文責・監修森 敦幸

(整形外科専門医・日本スポーツ協会公認ドクター)

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