ギプスとは
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ギプスとは
ギプスは、骨折や脱臼、靭帯損傷などの治療に使われる固定材料です。
主に石膏(せっこう)やグラスファイバーなどの素材で作られており、患部を固定することで、骨や関節の安静を保ち、治癒を促進します。
ギプスを巻く際は、まず患部に薄い布や綿などを当て、その上から石膏やグラスファイバーを水で濡らしてから巻いていきます。(水が加わることで硬化反応がおこります。)
ギプスが乾燥して固まると、患部がしっかりと固定されます。
ギプスの装着期間は、骨折の部位や重症度によって異なりますが、通常は数週間から数ヶ月間です。
ギプス装着中は、患部に水がかからないように注意し、痒みや痛み、腫れなどの症状がある場合は医師に相談することが大切です。
ギプスを外す際は、専用のギプスカッターを使用します。
自分でギプスを外そうとすると、患部を傷つけてしまう恐れがあるため、必ず医療機関で行います。
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