骨質評価(TBS)について

骨質評価(TBS)について
骨強度は骨密度と骨質から成り立っています。
骨粗鬆症についてくわしくはこちらをご参照ください。
骨質を測定する方法としてqCT法(定量的CT測定法)という特殊な装置を使用したものがありますが、2025年現在日本に3台しかない装置で、実際に検査を受けるのは困難でした。
新たな検査方法TBS
しかし、最近従来の骨密度測定の結果を補足するものとして、海綿骨構造指標(Trabecular Bone Score :TBS)の技術が開発されました。
TBSは、Medimaps Group社(スイス)が開発したソフトウェアで、X線骨密度測定装置で計測された腰椎画像の画素濃度に特殊な解析を加えて算出します。
骨密度が同じ数値でも…
骨梁構造が偏って部分的に疎になっていると弱くなります。
TBSの仕組み
画像データをドット化して濃淡の差から構造を数値化したのがTBSです。
従来のDEXA法骨密度測定の結果を利用して評価することができます。(追加の費用は発生しません)
お気軽にご相談ください。
骨密度が高いのに骨折を起こしてしまった、骨の密度は大丈夫といわれたけど腰が曲がってきている、背が縮んできているという方はぜひ一度検査をうけてみてください。
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