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コラム

骨粗鬆症(カルシウムとビタミンD)

骨粗鬆症に関連して、今回はビタミンDとカルシウムの関係についてお話します。
 骨を形成している主成分がカルシウムということは皆さんもご存じだと思います。
「牛乳や小魚を沢山食べてカルシウムをどんどん摂取すれば、骨はドンドン丈夫になる!!」というイメージが強いかもしれませんが、実はそういうわけでもありません。
カルシウムは意外と吸収されにくい栄養素であり、また食材によってもその吸収されやすさ(吸収率)が変化します。
 具体的な吸収率の例をあげますと、牛乳は約40%、小魚は約33%、野菜類は約19%となっており、食材によって随分差があります。
せっかく摂取したのに吸収できない分の割合の方が多いと、なんだかもったいない気がしますね。
そこで登場するのがビタミンDです!
ビタミンDは日常でも耳にすることがある栄養素だと思いますが、実は腸管でのカルシウムの吸収を助ける作用があります。
 ビタミンDを多く含む食物として、きくらげやマイタケなどキノコ類、サケなどの魚類が挙げられます。『ビタミンDは”きのこ”と”さかな”!』と覚えるとよいでしょう。
 また、ビタミンDは日光(紫外線)にあたることで皮膚でも作られます。夏なら30分、冬なら60分程度を目安に日光浴をするのが非常に効果的です。

せっかくカルシウムを摂取するのであれば、より効率的に摂取したいですね。
ビタミンDは最近では薬局などでもサプリメントという形で購入できますので、カルシウム摂取と併用する方法もおすすめです。(必ず容量用法を守ってご使用ください。)
ビタミンDやカルシウムは骨粗鬆症の治療薬としても用いられます。
興味のある方はスタッフにお尋ねください。

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