健康診断で 骨密度が低い と指摘された方、
病気ではないとしていませんか?

同年代と同じ程度の骨密度 といわれて
していませんか?

健康診断で 骨密度測定 を行うところが増えてきました。
結果をみてもよくわからず、放置してしまう人は結構多いと思います。

骨密度測定のイメージ

「骨密度が低くても大丈夫でしょ?」

…なんて考えていませんか?
私は整形外科専門医として
あなたに 警告 します。

骨粗しょう症を早期に発見することは
あなたの「長生き」につながる
のに、
全く関心がないのと同じなのですから。

寝たきりを防ぐのは
マッサージやサプリメントではない

骨の強度がある程度以上低下した状態を骨粗鬆症とよびます。
骨粗鬆症が原因となって起こる骨折を骨脆弱性(ぜいじゃくせい)骨折といいます。

これらの骨折は骨卒中(こつそっちゅう)ともいわれ、将来寝たきりから寿命を短くする大きな原因となり得ます。

骨の強度には骨密度と骨質が関与していると考えられています。
特に骨密度は比較的容易に測定することができ、骨卒中を未然に防ぐのに大いに役立ちます。

骨卒中を未然に防ぐのイメージ

健康診断の結果で骨密度が低い
=骨粗鬆症!?

そうとは限りません。

骨密度の測定方法には様々なものがあります。
超音波を利用したものやX線を利用したものなどがありますが、腰の骨(腰椎)や脚の付け根(大腿骨近位部)の骨密度が最も正確に骨量を測定することができると考えられています(DEXA法・デキサ法)。健康診断などの簡易な検査で骨密度の異常を指摘された場合は一度DEXA法での正確な検査をお勧めします。

骨粗しょう症は病気ではなく、
加齢で誰でも骨が弱くなるんですよね?

骨粗鬆症なんて病気じゃないですよね!?

いいえ、れっきとした病気です!

骨粗鬆症になると骨がもろくなり、例えば重いものを持ったり、しりもちをついたりするくらいの弱い外力でも骨折してしまうことがあります。

また骨折は主に脚や腕の付け根、手首、背骨などで起こります。
さらに一度骨折を起こすとまた次の骨折を起こしやすくなります。
背骨の場合では一か所骨折を起こすと次の骨折を起こす危険性は2.6倍、二か所骨折をおこすとさらに次の骨折を起こす危険性は7.3倍になると言われています。
また骨折を起こすことで生活のレベルが下がります。

骨折を起こす危険性のイメージ

できるだけ骨折を起こす前に骨粗鬆症を発見し、早期に治療することで将来寝たきりになる可能性を低くすることができます。
健康診断で骨密度が低いと診断された場合は早めにDEXA法での骨密度測定をおすすめします!

DEXA法での骨密度測定のイメージ
森整形外科 院長 森敦幸

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